揚げ物の定義

2004年5月7日
やれトンカツだエビフリャ〜だと何の疑問もなく揚げる者がいて食う者がいる。揚げ物が調理法に根付くまでにどれほどのドラマがあっただろうか。油って何だ?揚がるって何?と密かにおもふ・・・
調理法に揚げるという発想がなかった時代、人が「カラッとサクサク」に出会う以前、湯の代わりにこの油を使って火を通してみよう何て突然思いつくはずもない。
まず油を熱した奴は何の目的だったのかが問題だ。逆に、何かの力が働いて油が熱されている状態が先にあって、そこからのハプニング過程をヒントに改良を重ね揚げ物となったのではなかろうか。
カーネルおばさんに湯を沸かせと言いつけられたサンダース少年が誤って油を火にかけた。そうとは知らずに手を突っ込んだカーネルおばさんの手が「カラッと揚がってまぁ美味しいわぁサンダース!」これが人類初の揚げ物産業ミシシッピーフライドチキンの誕生である。ってんなわきゃぁねえだろ。
おそらく鍋に炎が上がるまで気がつかず、ボイルするはずであったイモをとっさにぶち込んで、鎮火した後もったいないから食ってみたらいい具合になっていた、それならと言う事で揚げ物が調理の歴史に名を連ねたに違いない。
ってか一体どうなると揚がってるって認識なんだ?
熱した油に突っ込んだものは全て揚がってることになるのか?タオルは揚がってるのか、カレースプーンを油に突っ込んでもピクリともしないが水分の問題か?乾燥したハルサメは揚がるぞ。もと生命体じゃないと駄目か、そんなら割り箸も不味いだけで揚がってるのか・・・
食えるものだけが揚がってることにしよう

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